赤崁楼-SB32(41.11-42.1)
約1941-1942年 紙、鉛筆 22.8×27.5cm 個人蔵
翻譯:李姵蓉
審稿:張銘今
校對:李姵蓉
オランダ東インド会社(VOC)は、1624年に台南の海岸にある一鯤鯓砂州を占領すると、次第に街を建設し、台湾本島へと拡大していった。1652年に勃発した漢民族の反乱である郭懐一事件が制圧された後、VOCにより海岸と街の守備のため、本島の沿岸部にプロヴィンティア城(普羅民遮城)が築城されたが、その後鄭氏政権、清朝による統治を経て、欧風の砦は徐々に頽廃した。清朝の光緒年間に建物が解体され、土台の補完工事が行われた後、中華風の建造物が周囲に建設され、現在の赤崁楼の姿となった。
By 王子碩