約1935年 キャンバス、油彩 91×116.5㎝ 個人蔵
翻譯:富田哲
淡水公会堂からにぎやかな街を俯瞰している。古い建物の間で、電柱がまっすぐな道の両側に並び、近代化した街並みに整然とした秩序をもたらしている。一方で、高さのそろわない白色の壁が連なり、絶妙なリズムを生み出してもいる。日ざしが町に温かなだいだい色を映し出し、宝石のような淡水河の濃い青色と響きあう。画中の淡水は魅惑的な夢の世界であり、優雅で稚趣に富んでいる。By 陳韋聿
淡水公会堂からにぎやかな街を俯瞰している。古い建物の間で、電柱がまっすぐな道の両側に並び、近代化した街並みに整然とした秩序をもたらしている。一方で、高さのそろわない白色の壁が連なり、絶妙なリズムを生み出してもいる。日ざしが町に温かなだいだい色を映し出し、宝石のような淡水河の濃い青色と響きあう。画中の淡水は魅惑的な夢の世界であり、優雅で稚趣に富んでいる。